「腹式呼吸」→ 横隔膜が動く
「胸式呼吸」→ 横隔膜が動かない
こんな風に思っていませんか?
実は、私もそう思っていました。
でも実際は、どちらの呼吸でも横隔膜は動いているんです!
ただ、その動き方に違いがあるのです。
🧘♀️ 腹式呼吸
- 息を吐くと横隔膜はドーム型に上がる
- 息を吸うと横隔膜は平らに下がる
💨 胸式呼吸
- 横隔膜はドーム型のまま
- 息を吐いても吸っても、その形で上下する
「なるほど〜!」と納得しませんか?
横隔膜は、実は脳が直接感知しづらい筋肉なんです。
固有感覚(身体の位置や動きを感じる感覚)を司る神経が少ないため、横隔膜そのものの動きをはっきり感じるのは難しいのですが、呼吸に伴うお腹や肋骨の動きを意識することで、間接的にその働きを感じ取ることができます。
だからこそ、インナーマッスルを柔らかく使うことが大切。体の感覚が繊細になると、横隔膜の動きも意識しやすくなってきますよ。
ヨガモニヴォイスメソッドでは、こうした横隔膜の動きをスムーズにし、呼吸を安定させて声を出しやすくすることを大切にしています。心地よい呼吸ができると、自然と声も出しやすくなりますよ。